NCフライスでカッティングプロッタもどき

ロゴデザインも決まって、次はフレームに合わせてサイズチェック。カッティングシートを外注することも考えたが、微調整が発生して何回もやり取りすることを考えると気が重い。どうしようかな、と思案していたら、アマゾンでカッティングヘッドを買えることを発見。よし、自分で切ってみよう。

ローランド用らしい。

まずは分解して構造を確認。

刃は超硬製、鉄系のスリーブ付きで、ホルダーのマグネットで引き込んでる。引き込まれた状態でZ方向は尖った先で支持、XYはホルダーの先端側のボールベアリングで支持している。

取付には追加工がいるかと思ったけど、真鍮のロックナットだけ外して一杯まで締めこんで、ホルダーの根元側をERコレットで咥えればOKだった。(Φ11.5)

切削データは、aiデータをinkscapeでsvgに変換してFreeCadに読み込んでGコードを生成。そのまま使ってもよかったが、単一RがBスプラインになるのが気に入らなくて、結局スケッチでなぞった。

CADが吐き出したGコードをそのまま使うと、刃をドラッグして遅れる関係かスタート-エンドポイントにシートの切り残しが出るので、オーバーラップさせて同じ場所を2度切るようデータに手修正を入れた。

アルミ板に両面テープを貼って、ぺたぺた触って弱らせてからカッティングシートを固定。Z方向切り込みは、フィルム厚スペック0.08mm+剥離紙実測0.16mmに対して、何回かテストして0.2mmとした。

切っているところはこれ。全部見るのはかったるいので、中間は8倍速で飛ばしている。このくらい速く動くとよいのだが。

あとは板から剥がして、

転写シートを貼り付け、

カッターで切り離せば完成。

何パターンかサイズを振って、フレームとのバランスを見る。こんなもんで、どうでしょう?

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